1: ニライカナイφ ★ 2016/04/30(土) 17:26:45.14 ID:CAP_USER*.net
◆男性ホルモンを低下させ、小児性愛者“ペドフィリア”を治す注射「デガレリクス」とは
子どもに対する悪質な性犯罪が世間を震撼させている。
ごく最近では、大学生が11歳女子(当時)を2年間も監禁していた事が明るみに出た。
犯人は女の子を監禁する妄想を長い間、持っていたらしいが、このような根強い犯罪性向を減らすことは果たして可能なのだろうか。
◇人口の5%「ペドフィリア」とは?
ペドフィリア(小児性愛者)は、幼児・小児を対象とした性愛・性的嗜好を持つ人を指す。
一般人口のうち小児性愛障害があるのは5%程度という統計がある。
ちなみに子どもにみだらなことをする人は「チャイルド・マレスター」と呼ばれ、「ペドフィリア」イコール性犯罪者とは限らない。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の精神科医クリストファー・ラーム博士は、ペドフィリアの原因は「強すぎる性的興奮」「自己コントロールの弱さ」「他者への共感欠如」だと言う。
そして10人に1人の女子、20人に1人の男子が子ども時代に性的虐待の被害者になっており、この問題は社会全体の大きな課題だと警告する。
ラーム博士の研究とは、「デガレリクス(degarelix)」という薬品を注射し、男性ホルモンであるテストステロンを低下させる。
それによって、ペドフィリアが子どもを襲う危険性を減らせるという考え方だ。
この薬は元々、進行性前立腺がん治療薬だが、性衝動の抑制効果を持つことがわかり、ペドフィリアの治療に使う研究が進められている。
現在研究グループはデガレリクスのさらなる研究のために、研究資金585万円をクラウドファンディングで募っている。
ラーム博士は、この薬が大きな副作用なしに性的衝動を減少させられるか、実際にボランティアに治験して確かめたいと語る。
◇ペドフィリアに対するその他の治療法
ラーム博士の治療は一種の「化学的去勢」に近いが、心理療法でペドフィリアを治療する考え方もある。
英国の組織「StopSO(STOP Sexual Offending)」ではペドフィリアに心理療法を行い、犯罪から遠ざけようとしている。
「StopSO」の代表によると、ペドフィリアの原因は「ストレス、結婚や成人パートナーと接触出来ない等の問題」だと言う。
そしてそれらの問題を取り除くには、心理療法が最適だと断言する。
また薬や心理的療法とは全く異なるユニークな角度から、児童への性犯罪防止に貢献している可能性があるのが、子どもの姿をした人形で、性欲を禁止・抑制するのではなく「コントロール」することに役立つという見方があるそうだ。
筆者が米国に住んでいた時、ジップコード(郵便番号)で子どもに対する性犯罪の前科を持つ人物の名前や住所を検索できるサイトがあることに驚いた。
試しに検索してみたら、近隣にも何名かの性犯罪者が住んでいてゾッとしたのを覚えている。
子どもを持つ親としては確かに安心できるシステムだと思う。
しかし性犯罪者が社会復帰を試みても自分で住居を借りたり、仕事を得る事はかなり難しいらしい。
また州によっては薬物による去勢を強制したり、GPSによる「性犯罪者の終生監視」を義務づける州も増えている。
もちろん子どもに対する性犯罪は言語道断で、厳しい罰を受けることは「当然の報い」と言える。
しかし、ペドフィリアに対し、何らかの方法で未然に子どもへの性犯罪を起こさせないことが出来れば、それが最良の策であろう。
その「性的嗜好」のコントロールをよりよくできるのが薬なのか、もしくは子どもにそっくりの人形なのか、さらなる研究が必要とされる。
SpotLight 2016.04.30
http://spotlight-media.jp/article/274692137861309975
子どもに対する悪質な性犯罪が世間を震撼させている。
ごく最近では、大学生が11歳女子(当時)を2年間も監禁していた事が明るみに出た。
犯人は女の子を監禁する妄想を長い間、持っていたらしいが、このような根強い犯罪性向を減らすことは果たして可能なのだろうか。
◇人口の5%「ペドフィリア」とは?
ペドフィリア(小児性愛者)は、幼児・小児を対象とした性愛・性的嗜好を持つ人を指す。
一般人口のうち小児性愛障害があるのは5%程度という統計がある。
ちなみに子どもにみだらなことをする人は「チャイルド・マレスター」と呼ばれ、「ペドフィリア」イコール性犯罪者とは限らない。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の精神科医クリストファー・ラーム博士は、ペドフィリアの原因は「強すぎる性的興奮」「自己コントロールの弱さ」「他者への共感欠如」だと言う。
そして10人に1人の女子、20人に1人の男子が子ども時代に性的虐待の被害者になっており、この問題は社会全体の大きな課題だと警告する。
ラーム博士の研究とは、「デガレリクス(degarelix)」という薬品を注射し、男性ホルモンであるテストステロンを低下させる。
それによって、ペドフィリアが子どもを襲う危険性を減らせるという考え方だ。
この薬は元々、進行性前立腺がん治療薬だが、性衝動の抑制効果を持つことがわかり、ペドフィリアの治療に使う研究が進められている。
現在研究グループはデガレリクスのさらなる研究のために、研究資金585万円をクラウドファンディングで募っている。
ラーム博士は、この薬が大きな副作用なしに性的衝動を減少させられるか、実際にボランティアに治験して確かめたいと語る。
◇ペドフィリアに対するその他の治療法
ラーム博士の治療は一種の「化学的去勢」に近いが、心理療法でペドフィリアを治療する考え方もある。
英国の組織「StopSO(STOP Sexual Offending)」ではペドフィリアに心理療法を行い、犯罪から遠ざけようとしている。
「StopSO」の代表によると、ペドフィリアの原因は「ストレス、結婚や成人パートナーと接触出来ない等の問題」だと言う。
そしてそれらの問題を取り除くには、心理療法が最適だと断言する。
また薬や心理的療法とは全く異なるユニークな角度から、児童への性犯罪防止に貢献している可能性があるのが、子どもの姿をした人形で、性欲を禁止・抑制するのではなく「コントロール」することに役立つという見方があるそうだ。
筆者が米国に住んでいた時、ジップコード(郵便番号)で子どもに対する性犯罪の前科を持つ人物の名前や住所を検索できるサイトがあることに驚いた。
試しに検索してみたら、近隣にも何名かの性犯罪者が住んでいてゾッとしたのを覚えている。
子どもを持つ親としては確かに安心できるシステムだと思う。
しかし性犯罪者が社会復帰を試みても自分で住居を借りたり、仕事を得る事はかなり難しいらしい。
また州によっては薬物による去勢を強制したり、GPSによる「性犯罪者の終生監視」を義務づける州も増えている。
もちろん子どもに対する性犯罪は言語道断で、厳しい罰を受けることは「当然の報い」と言える。
しかし、ペドフィリアに対し、何らかの方法で未然に子どもへの性犯罪を起こさせないことが出来れば、それが最良の策であろう。
その「性的嗜好」のコントロールをよりよくできるのが薬なのか、もしくは子どもにそっくりの人形なのか、さらなる研究が必要とされる。
SpotLight 2016.04.30
http://spotlight-media.jp/article/274692137861309975
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